脳力アップ
気にしたいトレーニング方法
吉田さんオススメの方法
寝る前の5分間トレーニング
大脳は寝る前に覚えたことを強く記憶する。このためその日に出合ったキーワードは、寝る前の5?10分間ほどで総復習するのが、効果的に新しい言葉を覚える秘訣だ。その日に使ったノートやメモなどをざっと眺めるだけでいい。
アウトプットの形を意識する
語彙は多いほどいいが、実際に使えなければ宝の持ち腐れだ。ビジネスは単に言葉を覚えれば済む受験勉強とは異なる。「プレゼンで使ってみる」などといったアウトプットの形をイメージすることで初めて、実際に使いこなせる可能性が高まる。
類義語・反対語などを考える
「メラニン」と「メラトニン」は語感が似ている、などといった関連情報を考えることで記憶は強化される。語源、語尾、語幹、類義語、反対語などを検討することで印象は強められる。闇雲に丸暗記しようとしても覚えられないし、使いこなせない。
ダジャレもトレーニング
ダジャレや語呂合わせは語彙を増やす強力な武器。「栄転できるA10神経」などとつぶやいてみよう。記憶が強固になるはずだ。プレゼンでダジャレを言うのは勇気がいるが、言ってみれば相手にも印象深く伝えられるものだ。
「歩きメデス法」を実践する
アルキメデスが歩きながら思索したように、吉田さんは歩きながら、出演する番組のリハーサルをする。歩行中は脳も活性化しており、学習効果が高いのだ。独り言を言うのが恥ずかしい人は、携帯電話を持ち、会話をするふりをすればいい。
身近な人でリハーサル
覚えたばかりの言葉を自在に使うためには、身近な人に対して一度、使ってみることが必要だ。大切な場面でいきなり使うと失敗して恥をかく可能性があるためだ。一度シミュレーションをすれば、自信を持って使うことができる。