大人のお約束三原則

  1. できるだけ約束をする。
  2. できる約束だけをして、守る。
  3. 約束が守れなかったら全力で謝る。

「ほぼ日」のミーティングで配られたテキストで、大人として社会人として大事なことを表していたので、メモ。
当たり前だと思っているけど、出来ていないことが思い当たる心苦しい事例です。
詳細は、以下をご確認ください。

3年くらい前に書かれて、
定例のミーティングのときに配られ、
話し合われたテキストを、ここに貼り付けます。

タイトルは、「ほぼ日」の約束三原則。
お口に合えば、お食べください。

「ほぼ日」の約束三原則

1.できるだけ約束をする。

約束というのは、サービスなりモノなりの「価値」を、
相手にプレゼントすることです。
「約束」とは、価値交換の遅延とも言えるのです。

出合ったら、交換をしましょう。
サービスでも、気持ちでも、モノでも、なんでもいい。
価値を交換しあうから、出合いがうれしいのです。
いつでも、なにか
そのときなりの約束をしましょう。
そうすると、たがいに出合ってよかったと
思えることでしょう。
約束があると、この次に会うこともたのしみになります。

「あの人は、いつもいいものをくれる人。
そして、いつもうれしそうになにかを受け取ってくれる人」

2.できる約束だけをして、守る。

約束を守るということは、価値を偽らないということです。
価値を偽らないということが
くりかえされて、信用になります。

自分を大きく見せるために、
あるいはなにか目的があって、あるいは気が弱いせいで、
できない約束をしてしまうことを、人間はよくします。
できない約束をする人よりも、
できる約束をして、それをかならず守ってくれる人は、
だれからも信じられます。

「あの人は、かならず実行してくれる」

3.約束が守れなかったら全力で謝る。

約束を守れなかったときには、
謝ること、償うことに全力を尽くします。
他のことは考えずに、それだけを一心にやります。
悪い例なら、いくらでもありますが、
そういう場合の、
よい例というのは、隠れていて見えにくいものです。
つまり見返りも見えないのが、謝罪だと言えましょう。

ついでに言うと、相手に謝らせるようなことがあった場合、
こちらにも大きな責任があります。

「がんばってください」

(付録)

なにか頼まれたことを、
引き受けるか断るかの基準は、
「その同じことが、
 こちらからぜひやりたいと頼めることか」を、
 1日置いて、考えるようにする。

「(もうひとつ付録)」も、ぐっと来たのでリンク先もご参照ください。