SaaSで「富士ソフト」「グーグル」「堀田」の組み合わせには驚いたが | 日経 xTECH(クロステック)

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富士ソフトの堀田副社長によると「今回のグーグルとの話を社内でしたら、技術者の目が輝いてきた」とのこと。そりゃ、そうだろう。

 それにSIや受託ソフト開発と違い、営業だけでクロージングできるSaaSは、新規ユーザーを開拓するドアノック商材としては打ってつけだ。そんなこんなを考えると、SaaSは大手SIerだけでなく、下請けが中心だった独立系の受託ソフト会社も事業としてチャレンジしてみる価値は大いにあるだろう。

 だが、そこから先が難しい。SaaSマーケティングできなければ話にならないが、ITサービス会社の大半はそもそもマーケティングの概念がない。だから富士ソフトも「グーグル」や「堀田」が必要だったのだろう。それに、ドカンと売ってナンボのITサービス会社のビジネスモデルに、薄く広くSaaSのビジネスモデルを並存させることは、思いっきり難しいだろう。

久しぶりに目にした懐かしい名前だったので保守