単純作業の単価

「中国は工場(労務)を提供し、インドは技術を提供する」

そんな言葉があります。しばらくすれば、中国側の単価も跳ね上がり、価格競争力も落ちてくることは予想できますが、そのときはベトナムやタイがその代わりになるだけです。

トーマス・フリードマンが提唱した「フラット化する社会」の通り、世界を席巻するグローバリゼーションによって、もはや生活に密着した仕事を除き、世界中の企業がライバルになりつつあるこのご時世。

願わくば、日本のオペレータ業者も戦略的サービスを提供できる存在になれるよう、合従連衡を繰り返して強くなることを。

低単価のサービスとの競争は避けられない。一緒に下げるか、価格を維持するだけのサービスを顧客間と契約するしかないか?