早くなじんでもらうために

最近、新人の方と話す機会が増えてきましたが、なかなか全社員へ知ってもらうタイミングがなく
双方向のコミュニケーションが難しいように感じています。
その解決方法として、使えそうなアイデア

まず、人柄を知ってもらう質問

チームメンバー同士でお互いの「第三者から見たパーソナリティ」をいち早く知ることは、チームで一緒に仕事をしていく上で役に立ちます。「第三者から見たパーソナリティ」とは、例えば次のようなものです。
* どんなことに関心を持っているか
* どんなことを得意としているか
* どんなポリシーを持っているか

もっと近い存在となる場合

例えば、既存メンバーが新メンバーに対して、どのような質問をすれば、より早く新メンバーのことが理解できるか、さらには、チームワークが発揮できるかを考える際に、このスキーマが役に立ちます。

* このチームでどのような役割を果たしたいですか?
* このチームの仕事を通してどのような成長が見込めそうですか?
* いま、仕事上で目指している目標はありますか? それはどんなことですか?
* いま、克服しようと取り組んでいる課題はなんですか?

何処ででも使えそうな質問

未来を問う際には、特定の状況を仮定したうえで問うという方法もあります。

* もし顧客からあなたの担当製品に関するクレームが来たらどう対処しますか?(クレームの具体例を示しながら)
* もしあなたが上司の立場にいたらどうしますか?

 これらの質問は、正解を引き出すことよりも、避難訓練のように特定の状況に即した行動のシミュレーションを行うきっかけになるため、今回のように新メンバーを迎える時以外でも役に立つはずです。

 さらに、ちょっとしたコツとしては、質問の頭に「今後」をつけるだけで、その質問が未来志向になります。

* この仕事を1時間で終えるには? → 今後、この仕事を1時間で終えるようになるには?

 この場合、その場の1回限りではなく、継続的に「1時間で終えられる」状態を実現するための方法を考えることになります。

新メンバーへは、こちらから働きかけるのは当然と考えます。

今回のような定型質問をフレームワークと言うと機械的でマイナスイメージを持たれるでしょうが・・・
コミュニケーションの型として無いよりもあった方がお互いにストレス無く良い関係が気づけるように思います。

使い方は、工夫の必要ありでしょう。

毎回同じ質問ばかり
TPOを考えない質問
・・・


参考
新しいメンバーと早く意気投合するには?【解決編】 - ITmedia エンタープライズ